まず失禁について理解しましょう。
失禁はどんなときに起こるのか?
①感覚障害(たまった感覚がない)
尿や便が膀胱や直腸にたまって一定の圧力になると、脳に刺激がいって、
排尿、排便が反射が起こって排泄されるのですが、
脳に広範な障害があると、尿や便がたまったと感じことができずに、
失禁になります。
②蓄尿障害(ためておけない)
バケツに穴があいていて、いくら入れても漏れてしまう状態と考えると
理解できるでしょう。それには次のような原因があります。
・膀胱の弾力性がなくなって容量が少なくなる。
・しまりの悪い蛇口のようになる(←もちろんあそこがです(照))
・病気や手術の後遺症など。
③排泄障害
・脊髄神経が侵されていて無意識に排泄されてしまう。
・ホルモン異常や病気になり尿道が開きにくくなっているため、
いっぱいたまったものがあふれ出す状態。
(代表的なのが男性の前立腺肥大による失禁。)
④心理的・社会的、その他の要因
・過度な緊張など、精神的ストレスがあると失禁することがある。
・精神的抑うつ状態が強いと失禁することがある。
・歩行障害のためトイレまで間に合わない。
今回は失禁について理解していただけたでしょうか?
なぜ失禁するのか?
介護する側はその原因を理解して対応することが大切です。