見えてるのに見えていない

同名半盲ってご存知でしょうか?

両目とも見えているのに麻痺のある側の視野が狭くなることを言います。


よく食事のセッティングをしても麻痺のある側のご飯には全く手をつけていない
患者様がおられると思います。


このような方は同名半盲のかたです。

同名半盲は本人に自覚症状があることが多く、首を動かせば見えるので、それほ
ど生活に障害になるわけではありません。


ただ認知症のある高齢者はこうした代償行為が難しいため、介護者のかかわり方
が大切になってきます。


要介護者には実際に見えていないにもかかわらず、「目の前にあるじゃない」な
どと注意してしまうと、「自分は理解されていない」「嫌われている」と考え心
身ともに落ち着きを失っていくことがあるからです。

800回の理由は、


レクレーションで風船バレーをよくするのですが、このかたは右麻痺があり右同名
半盲で右側の視野が狭くなっていました。


風船バレーは風船がいつ飛んでくるかわからず、特に右の視野が狭い中当然風船が
現れことになります。


風船がいつくるかおびえた状態で夜をむかえ、ナースコールをという形に表れてい
ました。


風船バレーをする時は右側に陣どってもらうようにし、ベットの位置を壁側ではな
く廊下側に移動し人の出入りが見えるように変えてみました。


するとその患者様は見事にナースコールの数が減りました。

さすがに夜勤の時ナースコールの多さにはこたえました(汗)

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